銀河鉄道 Another Journeys レドリルアドベンチャー

−前回のあらすじ−
 実は，もうリベルタドル太陽系を抜けてたりする…


第013話 惑星じゅげむ その1


レドリルの旅をさかのぼること10数年前のこと。
惑星じゅげむでは，星を統治する長老の命がいまにも燃え尽きようとしていた。


イ長老　「最長老，最長老，しっかりしてください!!」
ハ長老　「先生，最長老はどうなのですか，助かるのですか」

最長老を診察する医者の表情は険しい。しばらくの間，長老を診ていたが，首を振った。

医者　　「残念ながら，ご臨終です……」
ロ長老　「…な…なんということだ……」

最長老を看取った三人の長老たちは，その意気を消沈させていた。

ロ長老　「われらが王は，いまだ赤子…。命名式もまだだというに…」
イ長老　「いたしかたあるまい。時がきたら，我々がとりおこなうほかない」
側近　　「だが，肝心の名前は大丈夫なのか。正確に知っておったのは最長老だけだぞ」
ハ長老　「心配には及ばん。もしものために我々に王の名を伝えられておる」
イ長老　「うむ。
　　　　　ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレズ
　　　　　カイジャリスイギョノスイギョウマツ
　　　　　ウンライマツ フウライマツ
　　　　　クウネルトコロニスムトコロ
　　　　　ヤブラコウジノブラコウジ
　　　　　パイポパイポ パイポのシューリンガン
　　　　　シューリンガンノグーリンダイ
　　　　　グーリンダイノポンポコピー
　　　　　ポンポコピーノポンポコナーの長久命の長助
　　　　　じゃ」
ロ長老　「あいや待たれい。それはちと違うぞ。
　　　　　ジュゲムジュゲムゴコウノスリキリ
　　　　　カイザイスイギョノスイギョウマツ
　　　　　ウンライマツ フウライマツ
　　　　　クウネルトコロニスムトコロ
　　　　　ヤブラコウジノブラコウジ
　　　　　パイポパイポ パイポのシューリンガン
　　　　　シューリンガンノグーリンダイ
　　　　　グーリンダイノポンポコピーノポンポコナーの長久命の長助
　　　　　じゃ!!」
ハ長老　「いや，そいつも違う。
　　　　　ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレ
　　　　　カイジャリスイギョノスイギョウマツ
　　　　　ウンライマツ フウライマツ
　　　　　クウネルトコロニスムトコロ
　　　　　ヤブラコウジノブラコウジ
　　　　　パイポパイポ パイポのシューリンガン
　　　　　シューリンガンノグーリンダイ
　　　　　グーリンダイノポンポコピーノポンポコナーの長久命の長助
　　　　　じゃよ」
イ長老　「いや，ワシのが正しい!!
　　　　　ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレズ
　　　　　カイジャリスイギョノスイギョウマツ
　　　　　ウンライマツ フウライマツ
　　　　　クウネルトコロニスムトコロ
　　　　　ヤブラコウジノブラコウジ
　　　　　パイポパイポ パイポのシューリンガン
　　　　　シューリンガンノグーリンダイ
　　　　　グーリンダイノポンポコピー
　　　　　ポンポコピーノポンポコナーの長久命の長助
　　　　　じゃ!! 最長老から教えてもらったんじゃからな!!」
ロ長老　「じゃから，それは違うと言っとるじゃろが。
　　　　　ジュゲムジュゲムゴコウノスリキリ
　　　　　カイザイスイギョノスイギョウマツ
　　　　　ウンライマツ フウライマツ
　　　　　クウネルトコロニスムトコロ
　　　　　ヤブラコウジノブラコウジ
　　　　　パイポパイポ パイポのシューリンガン
　　　　　シューリンガンノグーリンダイ
　　　　　グーリンダイノポンポコピーノポンポコナーの長久命の長助
　　　　　じゃ!! ワシだって最長老からちゃんと教わったぞ」
ハ長老　「二人とも言っとるだけだからそうなるんじゃよ。
　　　　　ほれ，ワシなんぞ，ちゃんと書いてあるぞ。
　　　　　ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレ
　　　　　カイジャリスイギョノスイギョウマツ
　　　　　ウンライマツ フウライマツ
　　　　　クウネルトコロニスムトコロ
　　　　　ヤブラコウジノブラコウジ
　　　　　パイポパイポ パイポのシューリンガン
　　　　　シューリンガンノグーリンダイ
　　　　　グーリンダイノポンポコピーノポンポコナーの長久命の長助
　　　　　とな」
イ長老　「ふん，そんなもんワシだって持っとるわい」
ロ長老　「ワシもあるぞ」
ハ長老　「むー，ワシのは最長老の印付きじゃ」
イ長老　「ワシもじゃ」
ロ長老　「ワシもじゃ」
ハ長老　「…ワ，ワシが正しいんじゃ!!」
イ長老　「ワシじゃ!!」
ロ長老　「ワシ!!」
イ長老　「ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレズ
　　　　　カイジャリスイギョノスイギョウマツ
　　　　　ウンライマツ フウライマツ
　　　　　クウネルトコロニスムトコロ
　　　　　ヤブラコウジノブラコウジ
　　　　　パイポパイポ パイポのシューリンガン
　　　　　シューリンガンノグーリンダイ
　　　　　グーリンダイノポンポコピー
　　　　　ポンポコピーノポンポコナーの長久命の長助
　　　　　じゃ!!」
ロ長老　「ジュゲムジュゲムゴコウノスリキリ
　　　　　カイザイスイギョノスイギョウマツ
　　　　　ウンライマツ フウライマツ
　　　　　クウネルトコロニスムトコロ
　　　　　ヤブラコウジノブラコウジ
　　　　　パイポパイポ パイポのシューリンガン
　　　　　シューリンガンノグーリンダイ
　　　　　グーリンダイノポンポコピーノポンポコナーの長久命の長助
　　　　　じゃ!!」
ハ長老　「ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレ
　　　　　カイジャリスイギョノスイギョウマツ
　　　　　ウンライマツ フウライマツ
　　　　　クウネルトコロニスムトコロ
　　　　　ヤブラコウジノブラコウジ
　　　　　パイポパイポ パイポのシューリンガン
　　　　　シューリンガンノグーリンダイ
　　　　　グーリンダイノポンポコピーノポンポコナーの長久命の長助
　　　　　じゃ!!」
一同　　「もう知らん!!」
イ長老　「ワシが正しいんじゃ。貴様ら，強情なんじゃ。あとで吠えずらかくなよ」
ロ長老　「それはワシの台詞じゃ。泣きべそかいてもしらんぞ」
ハ長老　「なんとでも言え。正しいのはワシじゃ。ぎゃふんと言わせちゃる」
一同　　「ふんっ!!」

時は流れて，ここは銀河鉄道999の車内。

車掌　　「お待たせいたしました。えー，次の停車駅は……
　　　　　えー，ページの都合で次回に続きます。ハイ」
レドリル「ええ，今回出番なし!? (ガビーン)」


レドリルくん

残念ながら

その通り






−次回予告−
惑星名が以上に長い惑星じゅげむ。
はたして，次回はどこまで進行するだろう…
次回，第014話は「惑星じゅげむ その2」をお送りします。