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コスモウォーリアー零 第8話「マリーナ永遠の想い」本編
○放送日
テレビ東京
08/24(金) 27:10〜27:40
アニメシアターX (スカイパーフェクTV Ch.729)
08/25(土) 11:30-12:00
08/25(土) 22:30-23:00 [再]
08/29(水) 16:30-17:00 [再々]
08/29(水) 26:30-27:00 [再々々]
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ウォーリアス・ゼロ |
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石倉静夫 | 副長補佐 |
雷菅太 | 砲術長 |
マリーナ・沖 | 副長 |
アクセルーダー | 新航海長 |
グレネーダー | 斎藤ではありません |
バトライザー |
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フェイズ・ブレイカー | 通信長 |
ドクトル・マシンナー | 医師 |
海原武士 | 機関長 |
火龍クルーのみなさん |
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機械化人のみなさん |
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ヘルマティア |
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ミライセリア国王 |
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ミライセリアの人々 |
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マリーナの両親 |
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整備兵 |
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○1回目のCM
・ロッテ MINT BLUE
・ロッテ BLACK BLACK
・AT-X
・ユニバーサルポリドール マリンパラダイスDVDシリーズ
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○前回の終わりのところあたりから
マリーナ「データが書き換えられている。…これだわ… ああ…」
警告音。
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○バックドラフト
メインコンピュータルームの入り口前にて。
ゼロ「副長!! そこにいるのか!? 返事をしろ!! バトライザー,エアロックの解除はまだか!?」
バトライザー「火災警報解除。まもなくエアロックが解除されます」
石倉「遅れてすみません,艦長」
グレネーダー「副長が中にいるのか?」
ゼロ「他のどこにもいない以上,そうとしか考えられない」
石倉「しかし,なぜこんなところに…」
バトライザー「ロック解除しました」
ゼロ「ドアを開くぞ。みんな下がれ!!」
ドアを開けるとバックドラフト。
ゼロ「副長!! 返事をしろ!! くそ!」
グレネーダー「ゼロ,この炎じゃ無理だ。消火を先にしろ」
ゼロ「一刻を争うんだ!!」
グレネーダー「無茶だ!! 戻れ,ゼロ!! ぬわぁあ!!」
石倉「艦長……」
メインコンピュータルームの中。ゼロは倒れているマリーナを発見,体を起こす。
ゼロ「副長!! 副長!! しっかりしろ!!」
ゼロはマリーナの機械の体を見る。
ゼロ「!? き…君は…」
ゼロ「とにかく,ここを出るんだ」
マリーナ「いや,放っておいて」
ゼロ「バカやろう,くるんだ!! ぐわぁぁぁ」
突然コンピュータが爆発,ゼロはその爆風をもろにくらってしまう。同時に消火活動が始まり,外にいたクルー達がメインコンピュータルームへ入ってくる。
マリーナ「艦長!! 艦長!!」
石倉「艦長ーーーー!!」
うんちく−バックドラフト現象
気密状態,あるいはそれに近い状態にある部屋の中で火災が発生した場合,部屋内部の酸素が減少し,かつ,火災により発生したガス等が部屋に充満する。この状態では酸素が減少しているため燃焼できない状態にあり,一見,火災がおさまったかのように見える。その状態でドアや窓を開けると,そこから酸素を多く含んだ空気が部屋の中へ入り,爆発を起こす。
さて,ここの一連のシーン,思いっきりツッコませていただきましょう。
・バックドラフト
扉を開けたらいきなりバックドラフト。メインコンピュータルームは気密性の高い部屋だったということですね(当たり前か…)。ということはですよ,内部の酸素が激減して,燃えかすだの,有毒ガスだのが充満して,かつ部屋全体がかなりの熱を持っていると考えた方が良さそうです。酸素や有毒ガスはともかく,熱をもった状態で,中のマリーナさんは大丈夫でしょうか。中身,水ですよね。
ここのシーン,腑に落ちないところがいくつかあります。何の装備もせずに飛びこんだゼロは大丈夫でしょうか。
→まず,熱と煙と有毒ガスで目と呼吸器系がやられて,その後,一酸化炭素中毒で倒れると思う。
また扉を閉められてしまいましたが,中の酸素は大丈夫でしょうか。
→燃えつづけている上に部屋がすでに気密状態なので,酸素はどんどん減っていきますね。それとも警報をオフったから,換気してるのだろうか。
消火活動で天井から水のようなものが噴射されましたが,ゼロとマリーナは大丈夫でしょうか。
→あれだと,噴射直後は一気に水が熱せられてお湯の状態になってヤケドしませんか?
部屋という広い場所で爆発が起きた場合,放射状に爆発が広がるので,少なくとも入り口下半分だけ爆風ってのはありえない。
→普通に考えたら入り口全体に爆風でしょう。下手すりゃ,開けてる途中の扉ごとふっとぶと思う。
そもそもあの消火活動に疑問あり
→コンピュータルームで,水(というか液体)での消火は機器に重大なダメージを与える上,電気系統が多いので漏電・ショートなどによる2次災害のおそれもあり,さらに消火後の復旧活動に支障をきたすため,通常はなんらかの不燃性ガスを使用して消火します。例えば二酸化炭素とか窒素とかハロンガス(CF3Br)とか新ハロンガス(CHF3とか)とか。
ただ,そんなことしたところで,視聴者がそれを消火活動として認識してくれるかどうかは不明です。
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○医務室にて
石倉「艦長の具合は…?」
ドクトル「ヤケドと打撲,裂傷が少し。かなり煙を吸いこんでいるが,命に別状はない」
石倉「副長のほうは?」
ドクトル「心配ない。ただ,一つ質問がある」
石倉「なんでしょう」
ドクトル「副長の部屋に見張りをたたせてあるのは,誰の命令なのかね?」
石倉「私の判断です。副長の行動に不審な点があったもので。副長の意識が戻ったら,知らせてください」
石倉,医務室を出る。
ドクトル「しかし,無茶な男だな,あんたも。生身の人間のすることじゃない。まして,あの副長を救おうなどと。知らなかったのですかな」
ゼロ「さっき,知ったばかりだ…」
ドクトル「知っていても助けた」
ゼロ「当たり前だ。ドクトル,このことは…」
ドクトル「医者には守秘義務がある。だが,なぜ隠す必要があるのですかな」
ゼロ「本人が苦しんでいる。いずれ自分の口から話せるようになるまでは…」
ドクトル「同じ機械化人としてそんな日が1日でも早く来ることを願いたいですな」
ゼロ「ドクトル…」
ドクトル「人間はミスをおかす。そして医者のミスは直接患者の命に関わる。だから私はすすんで自らを機械化した。後悔はしていないつもりだが,人間としての魂までは(聞き取れませんでした)。さ,少し休んだ方がいい」
ゼロ「おい,それは…」
ドクトル「ゆっくり眠れ。こうでもしないと,おとなしくしてもらえそうでもないんでね」
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○マリーナ脱出
マリーナ,見張りを倒して部屋を出る。
海原「査問委員会を開くじゃと?」
石倉「副長は許可なく,メインコンピュータルームに忍びこみました。そして,爆発ですよ?」
雷「自分のしかけた爆弾で自分もふっとばされたっちゅーとは,おかしかばい」
石倉「自分から疑いの目をそらすためだったら?」
アクセルーダー「何の為に?」
石倉「わからない。でも,火龍が地球をたつ直前に副長として乗りこんできたっていうのも変じゃないですか?」
海原「確かに,かげろうに乗っておった時,あれほど人間の副長をよこせと司令部にせっついてもなしのつぶてじゃったが…」
フェイズ「では,時々レーダーにあらわれるゴーストや,セントエルモ砲の暴走も…」
海原「まさか,あの副長が…」
石倉「敵の工作員という可能性も…」
グレネーダー「そりゃぁ,ねぇな」
石倉「なぜ,そういい切れる」
グレネーダー「俺は女を見る目に関してはちょっとばかり,自信がある。あの副長はいい女だ。いい女に悪人はいねぇ」
アクセルーダー「あのシルビアーナとかいう女も,悪人じゃないと?」
グレネーダー「そりゃぁ,つまり……」
海原「とにかく,メインコンピュータを調べてみよう。何かわかるかもしれん」
グレネーダー「そ,そうだぜ。俺の目に狂いがねぇことを証明してくれ」
警告音。
クルー「艦橋!! Bデッキより,副長が逃走。警備員が倒されています」
石倉「あんたの眼鏡違いのようだな。全通路閉鎖!! 許可なく誰も退艦させるな!!」
逃げるマリーナ。走るマリーナ。
マリーナ“私の手で捕まえなければ……火龍を守らなければ…どこ? どこへ行ったの? いた!!”
メインコンピュータルームを調べる一同。ヘルマティアは何かアクセスしている。
ヘルマティア「ふっ,やっと見つけたようだな」
バトライザー「警告。何者かがサブコンピュータに不法アクセス中」
海原「どこからだ!!」
バトライザー「データ検索中」
海原「石倉!! Eデッキ406区画からサブコンピュータに不法アクセスあった!!」
石倉「了解!! 向かいます!!」
ドアから見えるマリーナの顔
→心霊現象に見えました。黒田みのる氏に鑑定してもらいましょう(笑)
走るマリーナ
→アゴがしゃくれてます。1・2・3・ダァーー!! マリーナさんの走りかたがインベーダーっぽいですが,企画協力タイトーだからかなぁ(笑)
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○マリーナとヘルマティア
マリーナがサブコンピュータルームへ到着。銃を構えている。ヘルマティアと対峙。銃口を向ける。
マリーナ「身柄を拘束する!!」
ヘルマティア「お前に何ができる?」
マリーナ「動くと撃つ!!」
ヘルマティア「ふふふふふ。それは無理だ」
マリーナ「止まれ!!」
発砲。
ヘルマティア「そんな小細工しなくとも,もうすぐお仲間が駆けつける。いや,果たしてお前の仲間かどうか」
マリーナ「思い出した…,あなたは,私の星で……」
回想。王(ゼス?)とその斜め後ろにヘルマティア。
ヘルマティア「ミライセリアか。懐かしい名だ」
マリーナ「あなたなのね。あたしたちに機械化をそそのかしたのは」
ヘルマティア「おかげで生き延びただろう?」
マリーナ「今度は何が狙いなの?」
ヘルマティア「不完全な生き物である人間の能力を試すこと」
マリーナ「試す?」
ヘルマティア「お前はゼロを愛している」
マリーナ「そ…そんな…」
ヘルマティア「ふん。下等な生き物はすぐ感情に左右される。だが,いくらお前がゼロを愛したところで,その体ではなぁ。それにしてもあのゼロという男は面白い。あの男は最愛の妻子を機械化人に殺されたにもかかわらず,たった1人の機械化人を助けるために命をかけることができる」
ヘルマティア,懐中時計を放る。
マリーナ「これは……」
ヘルマティア「もし,人間が憎しみを乗り越えられるとしたら脅威だ。だが,それは不可能だろう」
ヘルマティア「いいことを教えてやろう。ゼロを殺すのだ。そして,ゼロを機械化人にすれ…」
マリーナ「黙れ!! 黙れ……」
銃口を向ける。
ヘルマティア「ふんっ」
ヘルマティア反撃。そのまま逃げる。
マリーナ「待て!!」
石倉一同駆けつける。
石倉「副長!! 動かないで!!」
逃げるマリーナ。
石倉「止まれ!! 止まらないと撃つぞ!!」
発砲。当たらない。
石倉「副長……」
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○2回目のCM
・GHQのCM
・白鳥英美子のCM
・AT-X
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○マリーナとゼロ,愛の逃避行(ウソ)
バトライザー「警告。何らかの飛行物体が火龍より発艦しました」
アクセルーダー「ひりゅうか?」
バトライザー「違います。解析不能」
フェイズ「レーダーに反応なし」
ゼロ「どうした。何の騒ぎだ。あ……」
ヘルマティアの乗ってきた機がそのまま飛んでいった。
整備兵「これは副長,何か?」
マリーナ「すぐ飛べる機体はある?」
整備兵「はぁ,8番機がいま整備を終えたところですが。あの…副長? その機体は格納庫に……」
マリーナ「緊急事態なの。ゲートを開けて。全責任は私が取ります」
石倉「あそこだ! 急げ!!」
石倉「止めろ!! 発艦させるな!!」
整備兵「え?」
8番機発進。
石倉「くそっ。すぐ飛べる機体は?」
整備兵「1番機と2番機です」
石倉「よし,1番機で後を追う!!」
ゼロ「待て。待て,石倉」
石倉「艦長…」
ゼロ「俺が行く」
石倉「しかし,艦長……」
ゼロ「話は航海長から聞いた。だが,きっと何か訳があるんだと思う」
石倉「訳があるなら,なぜ我々に説明しないんですか」
ゼロ「それは……俺は副長を信じたいんだ。それに,これ以上,部下を失いたくない」
ゼロ「俺が戻らなかったら,後を頼む」
石倉「出るぞ!!」
飛び立つマリーナと艦長
→艦長が簡単に不在になってしまうというツッコミもありなんですが,その前にその戦闘機は大気圏を抜けたり,近くの惑星まで飛んだりできる能力を持っていることのほうが驚きです。「ザクとは違うのだよ,ザクとは」ってことですな。ま,グフでも無理だけど(笑)
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○マリーナとゼロ,愛の逃避行 その2(ウソ)
宇宙。
マリーナ「だめだわ…何も写らない……ステルス機能……」
ゼロ“ただの堅物の士官だと思っていた……たとえ,同じ血が流れていなくても……たった1人で苦しむ必要などなかったのに……なぜ話してくれなかったんだ。いや,俺はなぜ気づいてやれなかった。たとえ機械化人でも,俺は……くそっ”
マリーナ“生きようなんて思わなければ良かった。こんな体になってなってまで生きようなんて……”
回想。幼いころのミライセリア。
王?「このままでは2重の太陽の巨大波によって,我がミライセリアの全ての水は干上がり,やがて死の星となる。今こそ,優れた科学力を生かし,我々は自らの体を機械化することで,この難局を乗り越える時が来た」
母親「機械化する以外に生き残る道はないのかしら」
父親「無理だろう。我々の体は水のようなものだ。このままではここから外へすら出られない。まして,宇宙の厳しい環境に生きるとなれば……」
王?「諸君!! 選択の時だ!! ミライセリアの偉大なる歴史をここで閉ざしてはならない。いまこそ,優れた科学力を生かし,我々は自らの体を機械化することで,この難局を乗り越える時が来たのだ!! 我に続けェェェェ!!」
父親「マリーナ」
マリーナ「はい」
父親「生きたいか」
ヘルマティア「ふん」
現実。
マリーナ「まさか……ミライセリア……帰ってきてしまった…」
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○そのころ火龍では
海原「見つけたぞ!! 高性能の監視プログラムのチップじゃよ。こやつがデータゴーストやセントエルモ砲の暴走を引き起こしておったんじゃ」
グレネーダー「それにこいつだ。トラップだ。副長は,メインコンピュータに何か細工されているのに気づいて,アクセスしようとして爆発に巻きこまれたんだ」
石倉「副長が無実……どうしよう……」
海原「きっと艦長が見つけてくれる。フェイズ!!」
フェイズ「ただいま,艦長の乗った1番機を探査中です」
「引きちぎったために爆発した」事実を知るのはマリーナ本人のみ。きっと黙っていたほうがみんな幸せに違いない。
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○マリーナとゼロ愛の逃避行 完結編(あながちウソじゃなくなった(笑))
ミライセリア。廃墟と化した場所でたたずむマリーナ。
マリーナ「時間が止まっている。もう2度とこの星では時が刻まれることはない」
“いいことを教えてやろう。ゼロを殺すのだ。そしてゼロを機械化人にすれば…”
マリーナ「そんなことできない!! あのころに帰して……お願い帰して……!!」
雪が降る。
マリーナ「クリスタル……マリンスノー……帰ってきたんだわ…」
マリーナ「ミライセリア…」
父親「マリーナ。マリーナ」
母親「お帰り,マリーナ」
マリーナ「パパ,ママ!! あはははははははは」
父親「会いたかったよ,マリーナ」
母親「ああ,マリーナ。もうどこへも行かないでね」
マリーナ「もうどこへも行かない。もう,ここしか帰るところはないんだもの……」
幻覚である。安らかな顔をしたまま,ズブリズブリとマリーナ体が沈んでいく。そこへゼロがかけつける。
ゼロ「マリーナ!! がんばれ,いま引き上げてやる」
マリーナ「艦長…もういいんです」
ゼロ「馬鹿なことを言うな!! 俺と一緒に」
マリーナ「私,もう火龍には戻れません」
ゼロ「なぜだ!?」
マリーナ「私は艦長やみんなを騙していた。私は,私は艦長の家族を殺したのと同じ,機械化人なんですよ!!」
ゼロ「時間は絶えず,流れていく。前を見つめれば,未来を見ることも出来る。振り返るだけなら過去しか見えない。俺は前を向いて生きていきたい。今を…そして未来を大切にしたい。俺と共に戦ってくれないか。地球に生きる人間や機械化人,すべての同朋のために」
マリーナ「もっと,もっと昔に出会えていればよかった…」
ゼロ「馬鹿やろう!! まだわからないのか!! 俺にはお前が必要なんだ!!」
マリーナを引きあげ,そのまま抱きしめ,倒れ込む。もう,ラヴ全開。
ゼロ「俺と共に生きてくれ」
マリーナ「ゼロ……」
これが青年誌だったら,この後,背景が黒くなっているところでしょうなぁ。
もし,マリーナに
「1日でもいいから私より長生きして。もう1人じゃ生きていけそうにないから」
と言われたらどうするんだろう。
っていうか,ゼロの動機はどう考えても
“死んだ奥さんにそっくりだから”
なんだけど,いいのかそれでも,マリーナさん。
マリーナ「ごめんなさい,私は死んだあなたの奥さんにはなれない…」
ゼロ 「待ってくれ,マリーナ! 俺を捨てないでくれぇ…」
こうならないことを祈る。
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○最後のCM
・AT-X
・劇場版幻想魔伝最遊記
・劇場版幻想魔伝最遊記
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○【予告】
過去に刺さった棘はたとえ忘れようともその痛みは残る。彼女の想い,彼女の意思,彼女の決意。未来への希望を胸に彼女はいま立ち上がる。
次回コスモウォーリアー零「悲しみの星」お楽しみに。
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