2012/01/23(月)、東京でも深夜より降雪。
その結果、翌朝は積雪となり
積雪4cm!!
6年ぶり!!
転倒者!!
スリップ事故!!
交通機関に遅れ!!
……とマスコミ(というかテレビ)も大騒ぎでした。
都心は積雪を考慮した作りになっていないので、結果として大騒ぎになるのは仕方ないと思し、積雪や凍結が原因の事故や転倒に注意を促すために取り上げるのはいいことだと思うし、若干大げさにしておかないと、視聴者が気にしてくれないというのもあるのかもしれない。実際、凍結した道をヒールで歩いたり、自転車でスリップしてたりっていう人もいたようだし。
とはいえ、例えば大阪や愛知などで同じように積雪してもここまで扱わないような気がするし、内容的にもどこか大げさ加減がひどいというか、茶化してるというか、面白がっている雰囲気を感じさせる取り上げ方だったのが気になった。
積雪4cmでこれだと、10cmを超えたらどうするんだろうとか思ってしまうわけで。
それはともかく。
ちゃんとした積雪がずいぶん久しぶりに感じた。ここ10年くらい、都心ではたいして雪が降ってないような、そんな感覚なのだ。むしろ昔に比べると、降雪は減っていて、昔のほうがたくさん雪が降っていて、……というイメージなのだが。
本当にそれであってるのか、せっかくだから調べてみた。
その結果がこのグラフ。
これは、1946年から2011年までの降雪日数と最深積雪(cm)のデータ(気象庁調べ)を使ってグラフにしたもの。
これを見ると、降雪日数は上下に揺れているものの、だいたい似たような範囲に収まってる。
それに対して、最深積雪のほうはちょっと面白い傾向になってる。
降らない〜普通に降るレベル……だいたい10cm未満のところに集中するのは仕方ないとして、10cm以上に積雪しているところがだんだん右肩下がりになってる。だからだんだんと「やたら積もらなくなってる」わけだ。
「昔のほうが雪が降ってた、最近はあまり雪が降らない」はイメージとして間違っていたのだな。やたら雪が積もったことの記憶が強く残ってるから、そういうイメージを持ってしまったのだろう。
さて、やたら積もったことの記憶について、鮮明に覚えてることが2つほどある。
1つは、1986年の3月に降った雪のこと。
もう1つは1988年の4月に降った雪のこと。
なぜ時期まで覚えているかというと、1986年に関しては、ハイドライドが理由。そして1988年は高校の入学式。
1986年3月18日にファミコンでハイドライドスペシャルが発売され、それを友人が買ったわけだが、その友人が3人目の妖精で詰まり電話でヘルプを求めてきた。当時私はMSXでハイドライドを攻略済みだったので連絡が来たのだろう。出現条件が変更されていることもあり、電話ではよくわからないので、友人の家へ行こうとしたのだが、雪が多く断念した。そんな記憶である。
記録によると、1986年3月23日(日)に9cmの積雪とある。記憶だと、何日まで覚えてないけど、こうやって記録と突き合わせるとはっきりするなぁ。日記書いとけよって話だが。
もう1つのほうは、高校の入学式(のあたり)が大雪だった、というだけなのだが、記録によると1988年4月8日(金)に9cmの積雪とある。そういえば、うちの高校は上履きの他に運動場用の靴ってのがあって、当時の私はどっちがどっちだかわからず、とりあえず上履きっぽいほうを持っていったら実は運動靴だったってのがあった。当日は来賓用のスリッパか何かで過ごしたけど、初日から大ボケかましてますな。