最近の週刊少年ジャンプの読む順番は個人的にはこんな感じ。
▼HUNTER×HUNTER (掲載されていれば、の話)
掲載されていれば、の話。
載ってれば一番最初に読むんだけどねぇ。
2年前に連載が復活して、10回掲載して休載、という変則的な掲載のされ方をしてますが、
2007年45号〜2008年2号 (10回分)
2008年14号〜2008年24号 (10回分)
2008年45号〜2009年2号 (10回分)
いまのところ、これ以降は休載中で今年は音沙汰なし。秋にはまた載るかなぁ、と淡い期待は一応してます。D.Gray-manのように移籍の可能性は無くは無いですけれども。
▼ONE PIECE
賛否はあるかもしれないけど、個人的には今のジャンプで一番面白いので、通常は一番最初に読んでいます。
最近は海軍と白ヒゲ海賊団との戦いがはじまって、大きく見せるために2ページ見開き大ゴマを多用している関係で1話あたりの内容が若干薄まっております。そういえば、妙に今回は短いなと思ったら13ページしかなかったことがありましたっけ。終わりになぜか企画ページが唐突に入っていたから何事かと思ったら……。
戦いがはじまると、出落ち&使い捨てなキャラクターが出てきてはやられていくことがあるONE PIECEですが、かつてゲッコー・モリアとの戦いで出てきたオーズの子孫であるリトル・オーズJrが唐突に登場しました。驚くよりも、またキャラの大安売りか……と、ちょっとガッカリ。
さて、海軍大将・赤犬が、見てわかるレベルで登場して顔を読者にさらけ出し、かつ悪魔の実の能力を使っててくれたのですが……
…………誰だよ。
以前、高倉健ではないかと予想したことはありましたが、とりあえず高倉健ではないことは確定。で、せっかく顔が明らかになってもいまいち誰だろうって感じで、なんとなく菅原文太かなぁ、峰岸徹かなぁ、と思うくらい。他の大将である青雉(探偵物語の松田優作)と黄猿(トラック野郎の田中邦衛)との関連性がいまいちわからず、キャラの顔からくる特徴もいまいち捉えきれず、特徴はしゃべり方や“サカズキ”という本名、胸のバラと、左肩から胸にかけての刺青くらい。特徴に共通してるのは任侠系だけど、そのあたりの作品は基本的に見てないしわからん。
▼バクマン。
都合のいい話ばかり書いて話が進むだけならあまり支持はしないけど、ジャンプならではの下地は守りつつ、それなりにいろいろなことをやってる点が面白いと感じてます。ただ、最近の展開は、単純に物語として楽しむ分にはいいんだけど、休載を美談化なり正当化なりしてなにかこう信頼回復しようとしてる雰囲気も見えてしまうので、その点だけちょっとアレな感じがしています。
別に読者の立場からすると、急病ならむしろ休むべきだと思うし、そこまで鬼じゃない。問題なのは、「急病につき休載」が形骸化してしまっていたという点なわけで、そこのところをなんとかしないとねぇ。いやまぁ、最近の展開はむしろHUNTER×HUNTERに対するあてつけかもしれないけど。
▼トリコ
世紀末リーダー伝たけしの頃に比べると絵も話もこなれてきて読んでいて面白い。ギャグだけとか、シリアスだけという偏ったものより、シリアスベースにギャグを混じらせるこのくらいの塩梅が作者にとってはちょうどいいのかもしれない。
現実の食材ではなく、架空の世界の架空の食材を扱った点がよいのかもしれない。架空だからアイデア次第でいくらでもなんとでもできるので、基本的に天井が無い。現実の食材は身近なものから普段見ることのないものまであるけど、すでにいろいろなところで扱われていたりするかもしれないし、扱うものにも(作者的に)限界が発生してしまうかもしれないけど、架空ならどうにでもなる。そのかわり、架空のものというのは、読者に受け入れられなければそれまでというリスクもはらんでる。
トリコはそこの壁をうまく乗り越えたなぁ、と感じてます。
▼PSYREN
以前は読む順番がもうちょっと後ろだったけど、最近はこのあたりの位置。
最近は今まで謎だった部分が少しずつわかってくる話の展開で、先がちょっと気になる作品です。打ち切られずに伏線を回収できる余裕が出てきたような印象を受けています。
▼BLEACH
読みやすいんだよね、これ。
大ゴマ使ってセリフもあまり無くて。サクっと読み終える。
ピューと吹くジャガーよりも早く読み終えることができるので、先に読みたいもの読んで、ひと休憩入れる意味でこのタイミングで読むとちょうどいい感じ。
▼NARUTO
面白さ的にはこの位置じゃないけど、BLEACHの後だと相対的に読みやすくなるので。
▼べるぜバブ
不良が学校で暴れる系の作品は過去にもいろいろありまして、一歩間違えれば飽きてくる題材ではありますし、赤ん坊くっつけるアイデア自体もあまり長続きするとは思えないものだったので、少し心配ではありました。
……が、現状はそれなりに面白く読んでいます。ただ、なんだろう、このM0(エムゼロ)に似た、面白いけどいつ切られてもおかしくない雰囲気。一時期はPSYRENにそれを感じていたけど、果たしてこの作品はそれを払拭できるのでしょうか。
▼ぬらりひょんの孫
中堅で安泰な位置付け。
▼鍵人
絵が見やすく読みやすいのでこの位置。今のままだと、単なる能力系バトルマンガでしかないのだけれど、世界設定などどう扱っていくかなど、今後どう化けるか楽しみな作品。
▼To LOVEる
最近始まった「あねどきっ」のおかげでジャンプのエロ枠を争う形になってる状況で、話をまとめにかかってきてしまい、終了が近い予感がものすごい今日この頃。
1話完結で話が進むので、終了しやすい存在ではあるんだけれどね。メインターゲットにとっては、とてもいいおかずだったんではないかと思うので、終了したら残念に思う人もいそうな気がします。
▼黒子のバスケ
生き残ったほうのバスケマンガは、題材的に最初ダメかと思いましたが、最近ちょっと面白くなってきました。肝心の主人公よりも、もう1人のほうをうまく使って話を組み立てるようになったのが功を奏したのでしょうか。打ち切りを食らわずに済んだらキセキの世代全員と戦って終了。キセキが起きたら、インターハイに出場して継続し、キセキの世代を軽く一蹴するようなインフレが起きるのだと思います。
▼あねどきっ
ジャンプ的には、ハーレムタイプから、姉萌えタイプに切り替えたいんだろか。
▼こちら葛飾区亀有公園前派出所
面白い面白くないは別としてだいたいいつもこんな位置。
面白い回と面白くない回の波がありすぎて(自分の中で)安定しない作品たち。
▼めだかボックス
涼宮ハルヒの憂鬱を週刊少年ジャンプでやるとこうなりましたって印象がまだ抜けない。
キャラクターが「へ」の字な口をしている絵柄のマンガという印象がまだ抜けない。
新人さんにしちゃ、ずいぶん絵がうまいなと思ったら、以前「神力契約者M&Y」で見事に打ち切り食らった人だということに気づいた。ずいぶん絵が変わったものです。
▼SKET DANCE
シリアスな回の時はものすごくがっかりします。
双子の話とかはじまった時は、もうなんかこのまま最終回になればいいのに、くらいに思ってました。
もっとも、ギャグ回に期待しているかというと、それほどでもないのですが。
▼銀魂
シリアスな回の時はものすごくがっかりします。
吉原の話とかはじまった時は、(ry
もっとも、ギャグ回に期待しているかというと、それほどでもないのですが。内容に波がありすぎてねぇ。
面白いとか面白くないという話ではなく、ただ純粋に読みにくいもの。絵とか話とか。絵が汚いとかそういうんじゃなくて、むしろ絵はきれいなはずなのになぜか読みづらくて、読むと疲れる作品。
▼家庭教師ヒットマン REBORN!
全体的にごちゃっとしてて、絵が見づらく、読みづらいので最初のほうで読むと疲れて仕方ない。
そんなこんなで今はもう最後のほうで読んでます。
▼D.Gray-man
REBORN以上に絵が見づらくて、疲れます。
そういえばしばらく休載してましたが、お盆期間中に発売された赤マルジャンプに続きが掲載されて、今度はジャンプスクエアに移籍してそこで連載再開するそうで。
▼AKABOSHI -異聞水滸伝-
はじまった時は、水滸伝をテーマにして珍しいので期待はしてたのだけれど、絵も話も読みづらくてどうしたものかという感じになってます。今はまだ、読んでいるという段階ですが、だんだん、もう読まなくてもいいかも……という気持ちにシフトしそうな感じがしないでもないです。
▼ピューと吹く!ジャガー
▼いぬまるだしっ
▼わっしょい!わじマニア