今更ですが、戦国BASARAが面白い。
いつもゲームのアニメ化については、あまり期待せずにいて、だいたい期待しないまま最後まで見ないというのが常でした (例外はありますが)。
もともと原作であるゲームについても特にプレイしたこともなく、三国無双シリーズ人気に乗っかって出してきたもの、くらいの知識しかありませんでしたし、いつものように「あぁアニメになるんだ…」くらいにしか考えてなかったわけです。たぶん、シリーズ構成がむとうさんじゃなかったら見てなかったかもしれないですね。
で、4月から始まったこのアニメを見てるわけですが、第1話から昨今では珍しいくらい(いい意味で)暑苦しい演出・展開、世界観の(いい意味で)あまりの破天荒っぷりに思わずハマった。
なんだ、これは、と。
オープニングは雑兵が整列してダンス踊ってたり、
戦国武将が赤や青のオーラをまとって武器をぶん回したり、
戦国武将が1対1で戦ってるだけなのに大爆発が起こったり、
馬にハンドルやマフラーがついてたり、
伊達軍がどうみても暴走族だったり、
武田信玄と真田幸村が熱く叫びながら殴りあったり、
今更戦国アニメ見ても驚かないよ? とか思ってた自分の斜め上どころかどこまでも突き進んでくれて、正味22分の作品でしたが、終始、度肝を抜かれっぱなしでした。
とはいえ、第1話が楽しく見れるのはよくある話で、きっと3話か4話あたりで、やっちまったな!という状態になるに違いないと思っていたら、第5話でとんでもない人(もの?)が登場してくれた。
彼の名は本多忠勝。
先に書いたとおり、原作のゲームのことを基本的に知らない私にとっては、常に未知の展開が待ち受けているわけですが、さすがに慣れてきた感じはあった。それまで、噴いたことはあっても、言葉にして突っ込んだことはなかったのですが、さすがに今回は
「ちょっと待てぇ!!」
と思わず突っ込んでしまいました。
本多忠勝が5〜6mの巨大ロボだったり、
本多忠勝がカタパルトから射出されたり、
本多忠勝が巨大なドリルで雑兵をなぎ倒したり
本多忠勝がバーニア噴かせてその機動っぷりを披露したり、
もうね、どこまでフリーダムなんだ戦国BASARAという世界は。
2009年度アニメは不作の年かと思ってましたが、戦国BASARAの(いい意味で)バカっぷりにとても楽しくアニメを見ることができて、良かったと思います。
そんなわけで、今期、個人的にこのアニメをオススメしておきます。