タイトー往年のアーケードゲームを25本くらい詰め込んでお得感ばっちりのPS2用ソフト「タイトーメモリーズ」の続編が発売されることになりました。その名も「タイトーメモリーズ2」上巻と下巻。まんまですな。
上巻は1月25日発売。下巻は3月発売予定。
そんな「タイトーメモリーズ2 上巻」の収録ラインナップは以下の通り。
「スペースチェイサー」
「グランドチャンピオン」
「タイムトンネル」
「THE運動会」
「べんべろべえ」
「リターンオブザインベーダー」
「黄金の城」
「キック&ラン」
「スクランブルフォーメーション」
「イグジーザス」
「スーパークイックス」
「レインボーアイランド」
「オペレーションサンダーボルト」
「コンチネンタルサーカス」
「中華大戦」
「飛鳥&飛鳥」
「S.C.I.」
「ダライアスII」
「チャンピオンレスラー」
「ファイティングホーク」
「スペースガン」
「ニンジャキッズ」
「ダイノレックス」
「レイフォース」
「バブルメモリーズ」
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
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バブルメモリーズのためだけに購入確定。しかもレインボーアイランドまで入ってる。中華大戦も入ってる。ダライアスIIも、スーパークイックスも、レイフォースも入ってる。なかなかやってくれる。
さてこのバブルメモリーズ、少々ややこしい存在である。初代バブルボブルの続編はレインボーアイランドである。これはゲームが登場した続編としてもそうだし、ストーリー的にも続編になる。
ここからがやっかい。
ファミコンではバブルボブル2というオリジナルゲームが存在する。
さらにPCエンジンでは「The story of bubble bobble III」とサブタイトルがつけられている、パラソルスターが存在する。ファミコンはさておき、これがストーリー的な正統的続編と言える。そしてアーケードゲームでもバブルシリーズが出ている。それがバブルシンフォニー。ストーリー的にはバブルボブルの主人公であるバビーとボビーの子孫にあたる。
その後アーケードに登場したのがバブルメモリーズである。これは、バビーとボビーの物語。バブルシンフォニーより後に出ているのに、バブルシンフォニーより前の話なのだ。
あえてストーリー的に並べて書くならこうだろうか。
(1)「バブルボブル」→「バブルボブル2」
↓
(2)「レインボーアイランド」
↓
(3)「パラソルスター」
↓
(5)「バブルメモリーズ」
↓
(4)「バブルシンフォニー」
さらに系統進化的に並べればこうだろうか。
(1)「バブルボブル」→ 「2」→(4)「シンフォニー」→(5)「メモリーズ」
↓
(2)「レインボーアイランド」
↓
(3)「パラソルスター」
基本的にバブルの名のつくものは若干の追加システムがあるくらいでゲームシステムに大きな違いはない。対して、正当進化していったレインボーアイランドやパラソルスターはゲームシステムそのものが異なる。異なるのだが、なぜかその根っこにある面白さというか、バブルらしさというものは同じだったりする。
特にパラソルスターは初代バブルボブルに通じる面白さとレインボーアイランドに通じる面白さの両方を兼ね備えていると思う。とても丁寧に作られたゲームなのに、PCエンジンで出たっきり他のゲーム機へは移植されていない。ある種、隠れた名作と化してしまっている。音楽もなかなか良いし、とても惜しいゲームだ。もしWiiのバーチャルコンソールでプレイできるようなことになったら、ぜひプレイして欲しい。
まぁ、そんなわけでバブルメモリーズが収録されるタイトーメモリーズ2上巻が出ますよってことで。
これで下巻あたりについんくいっくすが入ってたりしたらタイトーは神なんだが、まぁ、無理か……。
ついんくいっくす:クイックスの対戦版で、竹本泉によるキャラクターが使われていた。…が、ロケテだったかAOUショーだったか……だけで未発売。なお、このゲームのBGMはその後パズルボブル2に使われているので、曲だけは堪能できる。
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