自分が10歳の頃、20歳になったらどうなってるだろうって考えたことがあります。普通に考えたら大学に行ってる年齢ですが、さてどんな大学でどういう方向に進んでいるだろう…と考えるような子供なわけないそんな自分は結局イメージできずにどうでもいいやという気分になりました。
自分が20歳のころ、30歳になったらどうなってるだろうと考えたことがあります。年齢的になんらかの職業に就いているはずだけれども、当時の自分は30歳の自分が想像できませんでした。当時薬学部2年だった私には、おそらく研究職についているであろうという想像まではできましたが (注1)、30歳時点で何やってんだろうって、そんなレベルです。
30歳という大台になってから、40歳の自分をちょっとだけ想像してみたのですが、どう考えてみても今の自分しか浮かばず、今と変わらぬ日々過ごしているのだろうという結論になりました。
ホント、全然変わらない。変わったことと言えば、人見知りする性格が若干改善されたことくらいでしょうか。趣味も考え方も姿もたいして変わってない。おそらくこのまんま年を経ていくのだろうと思います。今も昔もこれからも、私の趣味はマンガとアニメとゲームのオタク三大神器によって構成されるのだろう、と。
ただ、問題なのは、年齢とともに自分の能力が低下することを、留めておけないことだと思う。どうがんばっても、還暦を迎えたおじいちゃんが弾幕散らしたシューティングを華麗なレバー捌きでクリアしていく姿や、1秒に満たない駆け引きで勝ち続ける格闘ゲームをプレイする姿を、想像できない。まぁ、今の時点でそういうことができないから別にいいんですけどね。ただ少なくとも今のレベルは維持したいな、と思うわけです。
そして何よりも、還暦迎えても、喜寿を迎えても、米寿を迎えても、白寿まで生きていられるとは到底思えないけど自分の体が動くその時まで、自分の趣味は続けていたいと思います。
老人がゲーム? って思う人もいるかもしれない。よく言うじゃないですか。いい年して×××とか、××になったのだから○○はやめなさい、みたいな。そんなの余計なお世話、と思いますよ。借金してまでパチンコ・パチスロ・競馬等をやったり、世間のルールを無視してまでゴルフを嗜む(注2)よりはずっと健康的と思われ。
そんな中、オハイオ州在住のバーバラ・セントヒレアさん(69)はかなりのヘビーゲーマーの模様。
・CNN.co.jp : ゲームに夢中の69歳、孫のブログから一躍ヒロインに
私はそんな老人になりたい。
(注1) そもそも卒業後に何をやりたい、ってのが全く無くて大学入ってるから想像できるわけない。高校の時に学部選んだ際、国家試験受かれば薬剤師の免許がもらえるし、くらいにしか考えてなかったから。
(注2) 最近、高速道路のパーキング等に車を長時間止めて、1台の車でゴルフ場へ移動という連中がいるそうで。そうすることで、高速料金をうかすらしい。