台風13号が来ているので、せっかくだから過去の台風13号について調べてみた。情報元はココ。
とりあえず途中まで調べてみてわかったことは、たまに日本に来ては、不思議な動きで我々を翻弄してくれるということかな。今年もですな。
9/23に南シナ海北部で発生した台風 (FRANCISCO) は、そのまま台湾南部を西方へ抜け、およそ2日後には台風ではなくなった。日本的には発生の瞬間だけ伝えられたかわいそうな台風。中心気圧990hPa。
9/10にフィリピン南東で発生した台風 (SHANSHAN) は、沖縄を蹂躙した後に九州西海上、佐世保、福岡、日本海と北北東方向へ進行。この台風は中心気圧の低さでは観測史上歴代第9位となる強い台風で、カテゴリー4に分類されている。九州の広い地域で風雨による被害をもたらし、死者9名、行方不明者1名、負傷者およそ300名。家屋倒壊のほか、フェリーの転覆や鉄道の脱線事故などが起こった。8日後の9/18に温帯低気圧へ。中心気圧は919hPa。
8/27にフィリピンの東で発生した台風 (TALIM) は、沖縄、台湾を通過し、2日中国で温帯低気圧へ。
カテゴリー4に分類されたこの台風は、特に中国での被害がひどく100名以上の死者が出た (国内でも死者あり)。中心気圧は925hPa。
8/8にフィリピンの東で発生した台風 (RANANIM) は、沖縄、台湾を通過し、およそ4日後中国で温帯低気圧へ。
中国では100名以上の死者、行方不明者を出す被害に。中心気圧は950hPa。
8/29にフィリピンの東で発生した台風 (DUJUAN)は、台湾南の海上を抜けて2日には中国大陸に上陸。翌3日、温帯低気圧へ。中心気圧は950hPa。
なお、この次に発生した台風14号は大変な被害をもたらした。
8/12に太平洋上で発生した台風 (PHANFONE) は、大変ゆっくりとした速度で太平洋側を四国沖付近から北海道まで移動、雨による浸水被害をもたらした。8/21には北方四島沖で温帯低気圧に変わり、そのままベーリング海方面へ抜けていった。中心気圧940hPa。
この台風が近づいていたちょうど週末は土日両日ともにイベントがあり台風の影響が心配されたが、移動速度が遅すぎてさほど影響は出ずに無事イベントが行われたことも懐かしい想い出。
8/27に太平洋上で発生した台風 (SEPAT) は、そのまま北上し日本に来ることはなく、何事もなく8/30に温帯低気圧に変化、翌31日お亡くなりに。中心気圧990hPa。
8/28にフィリピン北西で発生した台風 (MARIA) は、そのまま北上し中国へ上陸。9/1に熱帯低気圧に変わった。中心気圧985hPa。
8/25に小笠原付近で発生した台風 (VIRGIL) は、東へ移動し8/25に熱帯低気圧へ変わったのち消滅。中心気圧994hPa。
フィリピン西で発生した台風 (DAWN) は、そのまま西へ移動し消滅。中心998気圧hPa。
8/9にミクロネシアで発生した台風 (WINNIE) は、大変ゆっくりとした速度で小笠原、沖縄と西北西へ移動し、中国へ上陸。そこで北上し途中8/20に温帯低気圧へ変わったのち、ロシアへ抜けたかと思えば、日本海を通ってなぜか北海道、東北へ……という妙な動きをしながら各地で水害をもたらした。中心気圧は915hPa。
8/18にフィリピン東で発生した台風 (NIKI) は、そのまま西へ移動しマニラの北を通過。そのまま西へ移動して5日後の8/23に消滅した。中心気圧970hPa。
9/15にフィリピン東沖で発生した台風 (POLLY) は、小笠原方面へ移動したのち、本土へ近付くことなく北東へ移動。21日に温帯低気圧へ変わりさらに北東へ移動していった。中心気圧960hPa。
8/2にグアム付近で発生した台風 (DOUG) は、西へ移動しフィリピン沖で北上、沖縄、台湾、中国、韓国に被害をもたらしたのち、12日に熱帯低気圧へ変化して13日に消滅した。中心気圧925hPa。
8/30に小笠原南西付近で発生した台風 (YANCY) は、沖縄付近で北東へ移動し本土へ上陸。9/4には温帯低気圧へ変化したものの、数日間日本海に留まるという素敵な動きを見せた。上陸時の勢力は観測史上歴代3位で、最大風速は50m/s、中心気圧は930hPa、各地で被害をもたらした。死者48名、負傷者約400名。損壊家屋約1800棟、浸水家屋約4000棟。中心気圧925hPa。
とりあえずここで一旦終わり。気が向いたらまた続きを調べてみようと思うけどどうなるやら。