「急増する“イチャモン”保護者 無理難題に学校疲弊|学校教育|教育・福祉|Sankei WEB」
イチャモンはイチャモンなんだけど、目の前にある事実を捉える論点が違うから発生するイチャモンって感じですな。
リスク管理という観点からだと、発生しうるリスクに対する原因をあらかじめ取り除いておくという意味では
・子供がひとつのおもちゃを取り合って、ケンカになる。そんなおもちゃを幼稚園に置かないでほしい
これもあながち間違いではない。ただしあくまでそれはリスク管理の上での話で、人を育てるという観点からだと全く解決になっていない。何を最重要視するべきか、というのはケースバイケースなので一概にこれが正しいと言えず、状況に応じた対応というのをしていかないといけない。ただ単にリスクを取り除いただけの教育しかしていないと、そういう考え方しかできない人間が育ちかねないのでそっちのほうが怖いですな。実際親がそういう発言をしているくらいなのだから、それが現実になってしまっているってことになるかもしれない。
それと、
・今年は桜の花が美しくない。中学校の教育がおかしいからだ
これだけ見るとおかしいんだけれども、大事なことは最初の文章と次の文章の間がどうなっているのか、じゃないだろうか? まぁ、途中が特に何も無くこの文章だけの考えだとしたら、もうピーとしか思えませんけれども。
でもこういうのってたぶん学校だけじゃないんじゃないかな。いろんなところで、それも親が…だけじゃなくて。