第14話 「会合」 | |
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■登場人物 沖田十三 古代進 森雪 島大介 佐渡酒造 羽黒妖 ミーくん スターシア ドクター理霊 地球防衛軍ゴミ(男(司令)) 地球防衛軍ゴミ(女) ■登場メカ 宇宙戦艦ヤマト 超時空戦艦まほろば |
■ストーリー 月面コペルニクス・クレーターへ向かったヤマトは,そこで僚艦まほろばと出会う。ヤマトはまほろばの左舷につき,乗組員を収容しようとするが,その時,地球が棒状のブラックホールによる攻撃を受けた。近づく移動性ブラックホール。ヤマトは人員収容を中止し,砲戦準備をするのだった。 |
■コペルニクス・クレーター 1ページ目の十字線の位置にあるのが,コペルニクス・クレーターです。 ■月のデータが崩れる 太陽系防衛司令部のモニターに映っていた月の映像が突然,崩れ,何も表示されなくなった。 ヤマトと僚艦が共同でエネルギーバリアを張り巡らせてすべての情報を遮断。 月面基地防衛司令部の機能でも対応できず。ドクター理霊曰く,月面基地の能力はおもちゃに等しい,とのこと。 敵方がそういうことを言うならともかく,味方に言われちゃ世話無い。 ■ヤマトの僚艦 参考までに,僚艦とは行動を共にする仲間の軍艦のこと。 ついでに,取り舵とは船の進行方向を左に,面舵とは船の進行方向を右に。 ■ヤマトそのものだ!! 太陽の光を背に受け現れたまほろばを見て,古代はそう言った。逆光になっていてシルエットしか見えないため,ヤマトに見えたものと思われます。 そもそも,まほろばとは何なのでしょうか。 「まほろば」は,大和型第四番艦という設定になっています。参考までに,大和型一番艦は大和(当たり前ですな),二番艦は武蔵,三番艦は信濃。同時にまほろばは,改大和型の一番艦であり,まほろば型の一番艦でもあります。 大和型であるものの,大幅に改良が施されているため,このようなことになってます。まほろば作中でも「大和型とは少し違う」というセリフもあり,大和というよりも,ヤマトに近づいた形状なのかもしれない。なお,作品まほろばでのまほろばには,艦底に重装備はありませんでした。まほろばも,いろいろと改良が施されているようです。ちなみに初代のまほろばは,写真に写っていたものです。 今回の話は,新ヤマトと同じ絵を利用してるため,部分的に奇妙な感じになっている。似ているという設定である以上,別に同じ絵を使っても問題ないだろうが,実際に手書きで書かれたまほろばを見る限りでは,確かに部分的に似ているが,微妙に違うので,同じ絵を用いることで変な印象になっているんだと思う。 私自身,あのまほろばを見た時に,違和感を感じました。まほろばという作品では,まほろばは黒い艦体でしたが,ヤマトに登場したまほろばは黒くなかったのが原因かもしれません。また,まほろばという作品では,その全体像がはっきりと描かれることが少なく…………というか,ありませんでした。まほろばは,普通の船のように海に浮いているか,主砲・艦橋がアップになっているか,一部分が描かれることがほとんどだったのです。だからまほろば全体がはっきりと描かれたのは,はじめてだったりします。 ちなみに艦首波動砲(らしきもの)については“いつの間にこんなものが?”と思う方もいるかと思いますが,「超時空戦艦まほろば 第7話 咆哮!! 超時空戦艦まほろば」ですでに描かれてます。 「超時空戦艦まほろば」については,下記サイトに詳しく載っているのでぜひご参照ください。 「やまとはくにのまほろば」(管理人:sa-toshiさん) http://homepage2.nifty.com/sa-toshi/mahoroba.htm ■1000年間ヤマトを陰で支えてきた …とのことだけど,具体的に何をしてたのかは謎。 ところで,まほろばは武蔵と深い関係にある。 そして,ヤマトがいる。 ということは,あと信濃があったら完璧だ(何がだ(笑)) ■棒状ブラックホール 固体ともエネルギーの塊ともつかない物質が,まるで槍のような移動性ブラックホール状で地球に迫っている。スターシアの分析によるものだが,これらは地球を貫通した。 ところで,ブラックホールは棒状になるのでしょうか。こんなことまじめに考えたらキリがないんで,テキトーに考えてみます。 ブラックホールのもっとも単純な形は,シュバルツシルト・ブラックホールで,中心に特異点があって,事象の地平面が球状になっています。特異点とは,密度と重力が無限大という無茶な点です。事象の地平面とは,それより内側では光さえも抜け出せなくなるという面です。 また,カー・ブラックホールは回転しているが故に,特異点がドーナツ状となり,事象の地平面が赤道方向にゆがんでいるそうです。 ということは,ブラックホールの動きにより,その形を変えることが可能ではないかと思われます。 ブラックホールを一定方向に動かした時に,特異点が棒状になったとします。すると,事象の地平面もまた棒状になるんではないか,と。つまり,棒状ブラックホールの出来あがり。 あるいは,特異点は1点にあるまま一定方向に移動する。ブラックホールの周りになんらかの暗黒物質がまとわりついた状態だとすれば,まるで彗星のようにブラックホールが棒状に見えることも可能っぽい感じがする。 とはいえ,テキトーなので,間違いであるといわれればそうだし,証拠なんて物はどこにもないです。 ■新ヤマトの絵 新ヤマトで使われている新ヤマトの絵。 あれはたぶん小泉和明さんのところで描かれたものではないかと思うのですが,以前,松本先生がトークショーで,「あの絵はCGだと勘違いしている人がいるが,CGではなく絵の具で書かれたもの」と言ってました。これを聞くまで私もCGだと思ってました f^^;) ■新宇宙戦艦ヤマト スペース通信 Vol.8 東京麻布十番にあるクラブで行われたダフト・パンクのアルバムの試聴会パーティの報告。 「銀河鉄道999 〜虹の道標〜」の製作記事。 |