第2話 「シグナル」 | |
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■登場人物 古代進 32世 佐渡酒造 古代進 31世 ■登場メカ 戦艦ファンタズマ メタノイドのクルーザー |
■ストーリー ガミラスに攻められていた1000年前と変わらず地下に居住地区を広げていた地球。そんな姿を眺めながら,古代進は佐渡酒造とともに自分の家へと向かっていた。 そのころ,雪風が襲われた銀河系と大マゼランの中間位置……銀河系が一望できるその場所に,戦艦ファンタズマの船団がいた。その司令は,先の地球船団消滅で得た「美酒」を飲み干す。その美酒とは,人からとられたものであり,悲鳴をも発していた。船団はメタノイド艦隊を残し,オリオンへと向かう。 地球では,古代が家へ到着。そこで古代は生き絶えた父親の姿を見る。ちょうどその時,ヤマトからの呼び声をヤマトメーターは受け取ったのだった。 |
■タイトルロゴ ちゃんとしたものになりました。 ■消えた乗組員 64人。ということは,雪風に乗っていたのは65人ですね。 ■佐渡酒造 古代を家に送るため古代といっしょに車に乗っていた。もちろん酒ももっている(笑) 銘柄は「大酒」。 ■居住区 かつてのガミラスの侵攻のときとかわらずに地下に居住区をおいたままになっている。そのため地上が荒らされることがなく,この1000年の間に地上には緑が復活。地下には松本作品にはおなじみの巨大ビル群と交通用のチューブ帯が広がっている。 ■ヤマトメーター 佐渡酒造が身につけていた腕時計。ヤマト乗組員の正当な子孫が受け継ぎ持っている時計で1000年前に作られた。古代家では古代進 31世が所持していたが,亡くなると同時に32世が受け継ぐ。新たなる大航海の始まりのとき,この時計が反応し,ヤマトが乗組員を呼ぶ。最初は7時7分くらいを示していたが,そのあと佐渡酒造が車の中で確認したときは5時55分を示していた。あれ? その後,「ヤマトへきたれ」の文字がでたのはたぶん10時25分くらい…おりょ? ■戦艦ファンタズマ 暗黒転移推力(ダークライドエネルギア)略して暗転航法(ダークライド)で航行する暗黒世界の戦艦。暗黒転移航法とは宇宙で最も効率のいい航海法則にのっとった航法で,前方のエネルギーや物質・時間を自艦へ吸収して無の空間を創造し,発生した無の穴へ落ちるように移動する。 古代たちの艦隊を消滅させた後,あとをメタノイドの艦隊にまかせオリオンへ向かった。 ■美酒 消滅させた船団からとられたもの。ダークィーン本艦へ渡すらしい。 この酒(のようなもの)からは悲鳴が聞こえる。人の生命エネルギー(魂?)あるいは心そのもの……精神エネルギーを抽出したものではないかと思われる。 また,作中ではファンタズマの艦隊司令はこの酒から聞こえる悲鳴を「人間の心のあげる悲鳴」と表現している。 ■メタノイドのクルーザー ファンタズマ艦隊とともに航行していたメタノイドの艦。どこか虫……かぶと蟹のような感じに見える。 ■古代の家 部屋のナンバーがNo.2199。こだわってますねぇ。扉には「古代」「KODAI」と書かれている。 ■古代進 31世 ヤマトへ向かう旅立ちの用意をして力尽きた。顔はわからずじまい。白髪。 もともと病気をもっていたらしく,ちょうどこの時病状が思わしくなかった。 佐渡酒造とは,いっしょにヤマトへ行こうと話をしていた仲。ちなみに奥さんはすでに亡くなっている。 |