○開始挨拶
電気通信大学創立90周年記念
特別講演「ファンタジーは夢につながる −夢は時間を支えている−」
13時45分ごろ、松本先生正門到着。
13個47分ごろ、講演会開始。
まず、偉い人の挨拶。
13時50分ごろ、松本先生登場。今日はいつもと違ってなにやら荷物を持っている。
司会による松本先生のプロフィールとして、いままでに取った賞や、出世作である男おいどんの話(完全創作ではなくモデルがある、など)を紹介。
以下、松本先生が話した内容の一部をメモったものを文章に起こしたものです。一部なので前後がつながらないものもあります。また、語尾や話し方などは話した時のものと違いますのでご了承ください。
また、()内に補足を入れておきます。
○質問タイム
15時24分、講演会はいったん終了宣言。
松本先生曰く、明日(9日)は会津へ行くらしい。なお9日は会津大学でパソコン甲子園が行われた。
ここで質問タイムとなりました。
【Q1】手塚治虫さんのイタズラでチョコレートうどんを食べたそうですが、手塚治虫さんから受けた面白いイタズラは何かありますか。
【A1】
- 旅館に泊まるならうちに来い、と手塚さんに呼ばれて出されたのがチョコレートうどんでした。色が黒いからカレーうどんだと思ったら、チョコレートだったんですね。全部食いましたよ。手塚さんはどういう反応するか知りたかったんでしょうね、テーブルの下を見たら、テープが置いてありました。
- 手塚さんが北九州に来た時は、生ウニと握り飯が16個置いてあったんです。それを食ったら、鼻血は出るは眠れないはで大変でした。手塚さんのメモには、人体実験成功、と
。
- みんなで闇鍋もやりました。手塚さんがブタの足をかじるとか、高井研一郎がコンブひとまきつかんでしまって食ったのはいいんですが胃痙攣起こしてのたうちまわったり。そういった様子を8mmで撮ってました。私が撮ってたから私は映ってないないのですが、みんなの許可がおりたらぜひ公開したいですね(笑)
(松本先生はこの日、一番楽しそうに話されてました。)
- もう1つエピソードを。石森、高井らとメシを食おうとしたのですが、器が無い。それで、近くの便器屋行って、新品の便器をもってきて、そこにカレーを盛って食ったことがあります。最初は良かったんだけど、だんだん気持ち悪くなった(笑)
【Q2】銀河鉄道999は先生のどんな体験をもとに作られたのですか?
【A2】
- 北九州からの列車。999の旅立ちは自分の旅立ちです。銀河鉄道の夜も好きですが、カンパネルラの旅立ちと自分の旅立ちは違うんですね。夜の列車は星空を走ってるようでした。資格も必要なく、切符ひとつで旅ができる宇宙列車があったらいいなぁ、ふと見ると絶世の美女がいる、そういうのをいつか描きたいなぁ……と。
- 999の旅は自分自身の旅。終わらせてしまうと、自分の人生も終わってしまうような気がして。遠く時の環の接する処まで旅が続きます。
- ヘチは高校の時の国語の先生。(999とは関係ないけどモデルの話になって出た言葉だったと記憶してます。ヘチが学校の先生がモデルというのは知ってましたが、細かい話が聞けたのでメモとして残しておきます。)
○そして終わりに、いく時代かがありまして
15時44分、質問タイム終了。
花束贈呈。
ここで松本先生が荷物からCDを取り出しまして、加藤登紀子さんの「いく時代かがありまして」を流しました。以前イベントでもこの歌をぜひ聞いてほしいと話していたことがあり、その時は、上京した頃の自分の境遇とよく似ている、とおっしゃってました。今回も曲が終わったあとに軽くコメントを話されました。以下はその一部です。
・この歌を聞くと、青春時代の方向性までわかるんです。あの時代に戻れる。赤い火は、本郷三丁目のうどんやの大きな提灯です。
15時52分、講演会完全終了。