○(2) 立食&歓談
13時にはじまって,とりあえず14時までの間,立食と歓談の時間でした。
参加者は入口で(担当別の色分けされた)ネームプレートを渡され,その色と同じテーブルにつきます。
あとは,(会場内に大量にいる)アートコレクションハウスの人が適当にそばにいていろいろ世話してくれたり会話したりという感じでした。
普段だと売る気満々な彼らですが,今日はそういうこともないので話しやすいといえば話しやすかったです。
話を聞いたら,今回の“紫綬褒章受章を記念してそれを祝うためのイベント”は本当は昨年10月くらいに開催したかったそう。
受賞を記念した作品を作ろうということで進められていたけど,肝心の版画が出来あがるのに時間がかかったとのこと。
松本先生がこだわり,修正も含めてなかなか出来あがらなかったのだそうです。
○(7) トーク (司会+松本先生+佐々木功さん)
佐々木功さんをまじえてのトークがはじまりました。
ここから先は実際のトークを赤字で書いておきます。
トーク内容はこれですべてではありません。メモしたものを書き出してます。
佐々木さんのコメントからさらに松本先生が佐々木さんの歌に励まされたという話になり,
松本先生がなにか(失念)高いところに登った時に,
夜空を見上げた時に,下から佐々木功さんの歌(銀河鉄道999)が流れてきて,まるで自分が本当に銀河にいるようでとても励まされた
そうです。
松本先生は普段,仕事場などには自分の絵は置かないそうです。
なぜなら,自分の絵は自分が一番見ているから。
劇場版のイラストができあがって,それを仕事場に貼っておいて,それを見あげたときに,
「私はあなたを決して裏切らない。だからあなたも私を裏切るな」といわれたように感じた。
と。
世界の松本作品あたりの話になり,ダフトパンクがたずねてきた話がはじまりました。
さらに各国での銀河鉄道999の話をし始め,タイトルの違いなどをしゃべってました。
そして,
スウェーデン語版のメーテルは,日本よりもっと年上っぽく,ハスキーボイス
だったそうです。……いまのメーテルをハスキーボイスにした感じだろうか……。
実写版のハーロックと999の話になり,
特に女優は自分に選ばせてくれ!
(OVAハーロック試写会の時にも言ってました)
そういえばトークの内容からすると,999の実写化も水面下で進んでいるようですね。
どの程度進んでいるのかわかりませんが。
だいぶ前もそんな話あったような…。
ここ最近よくトークショーなどで話す遺伝子が描かせるというような話 (昔の写真とスターシャを重ねると……っていうあれ),弟に「実証せよ」と,波動理論を計算させた話など。
司会者からのリクエストで佐々木功さんによる熱唱「宇宙戦艦ヤマト」(2番まで)。
最後にファンに向けてのメッセージということで佐々木功さんからコメントがあり,その後松本先生から長〜いコメントがありました。
地元で1週間しか上映していなかった「くもとちゅうりっぷ」を手塚治虫先生も見ていたという話,
明石に済んでいたころの家に,引っ越した直後戦艦大和の副館長一家が住んだ
という話をしながら,話のテーマは「運命」に。そして,
運命を司る女性の物語
を近いうちに発表できるらしい。すでに名前なども決まっているようですが,
あまりしゃべるとスタッフに怒られる(笑)
と。これたぶん,マジリア・クイーンかな…と思ってみました。
そして話題はヤマトに関するものになり,
いろいろとウワサされていますが,自分の責任においてヤマトは必ずまっとうします!!
と発言。
これって万が一の場合,西崎さんに土下座してでもヤマトをやるって意味かなぁ。
ヤマトの新作,999の新作,そしてもう1つの新作と,いまが自分のライフワークを作り上げるその瞬間。
それぞれをまっとうしてこれでいい,とうところまで行きたい
と語ってました。
ヤマトに関しては,前のものよりもむしろ前進する作品を作っていくとのこと。
旧作にはこだわらないってことなのかな。
最後に西崎さんについて,
西崎さんが私に声をかけてくれた,このことは無限大の感謝をしています。
これは裁判とは無関係です。
彼のおかげで(アニメ制作を)スタートできたのです。
彼はかつての戦友。
体を元気にして頑張って欲しい。
トークが終わり,二人はいったん退場しました。
ステージは抽選会の準備。
○(8) 抽選会
準備が整い,抽選会がはじまりました。
松本先生と佐々木功さんが再び登場し,箱からクジを引く。
書かれていた番号の人が当たりです。
賞品は…
・松本先生のサイン色紙(絵柄はメーテル) (10枚)
・佐々木功さんのサイン色紙 (10枚)
残念ながら私はハズレ。
抽選会後は当選番号を記したホワイトボードとサイン色紙をそのままにしていたため,ステージ近くに人だかりができてました。
中にはステージまであがってしまい,スタッフに注意されている人もいたわけですが……(ボク〜,何歳?(笑))
○それにしても…
パーティ形式の(趣味がらみの)イベントははじめてでしたが,なかなか楽しかったです。
なんといいましょうか,普通のイベントとは客層(って言ってイイのか…)が若干違いますね。
いいなぁみんな金持ちで。
そういえば,
木刀の竜みたいな人が個人的に一番目立ってたように感じました。