「キャプテンハーロック 第4話 ヤッタラン 30秒の賭け」



チャプター01
松本零士のコメント
「りんたろう版ハーロックというべき作品だ」

チャプター02
オープニング


チャプター03
パノプティコン・監獄惑星

アルカディア号元乗組員やその関係者の処分が決まり,死刑が宣告された。


ついに来ました,死刑宣告。
ヤッタランの作ってたプラモですが,最初に映った時はタミヤマークでしたね。
次のシーンではコスモタイガー発見。
万歳マークでした。
近くに戦艦あったけどあれはヤマトかなぁ。


囚人No.Z303,304 サブとヤス
囚人No.F301    有紀螢
囚人No.D501    ヤッタラン


チャプター04
アルカディア号

アルカディア号ではハーロックがトチローとの語らい中だった。 乗組員の死刑決定はニュース番組でも報道され,アルカディア号にも伝わっていた。 公開処刑は5時間以内。
台羽正  「行くのか? ワナとわかっていても」
ハーロック「アルカディア号は最初からそのつもりらしい」



特記なし。

チャプター05
スキャフォルド号

ファタ・モルガーナ号は太陽系内惑星を巡回した後,木星で停留していた。 宇宙保安局の戦艦スキャフォルド号は,イリタ長官を乗せて太陽系にいるファタ・モルガーナ号へと向かっていた。 そのころ太陽系内では,太陽系艦隊のほか,ファタ・モルガーナ号が訪れた星々で互いに戦争が始まっていた。


…で,その戦争シーンは1枚絵でごまかして,なんか……ね。

チャプター06
ファタ・モルガーナ号

恐怖に包まれた太陽系。 四博士はそれを眺めていた。 目的を果たした彼らは砂時計星雲へ戻ろうと考えていた。
「急ぐことはあるまい。扉が開くまでにはまだ時間がある」
「気になるのはあの男…我らはあの男を解釈できていない…」



セリフの中で銀河系って言ってましたが,

  ずいぶん狭い銀河系だな

と思った(笑)

ムーが封印されし地「砂時計星雲イエダール星域」だそうで。 イエダールって何だろう…。

チャプター07
パノプティコン

死刑場へと向かう囚人たち。 そこはだだっ広い空間…そしてその場所その光景は生放送されていた。
「この人たちがアルカディア号の!?」
「すげぇこれから死刑になるってのに,みんな笑ってるよ…」
満を持して副長が登場。



特記なし。

チャプター08
アルカディア号

パノプティコンへと近づくアルカディア号。 パノプティコン側もすでにそれに気がついており,対戦艦光子砲を準備。 宇宙保安局はアルカディア号に対して停船命令を伝えるものの,アルカディア号はそれを無視。 保安局側の光子砲による攻撃が開始される。 しかし,アルカディア号はこれを避けてしまう。


特記なし。

チャプター09
ヤッタラン 30秒の賭け その1

保安局はいつでも処刑できるよう処刑場に砲台をセット,乗組員をエサに司法取引をはじめた。 ハーロックは処刑場の位置を確認し,アルカディア号を監獄惑星へ向かわせる。 止まらぬアルカディア号に対し,停船しなければ即刻処刑開始すると伝え,ついにアルカディア号はエンジンを停止した。

ハーロックは考えていた。自分が彼らを迎えに行くことは彼らにとっていいことなのか,彼らに自由に生きろと言った自分に,彼らを戦いに巻き込む権利があるだろうか…と。 しかしハーロックははじめからハラが決まっていた。 悩む副長もはじめからハラを決めていた。


ヤッタラン「ワイわな,螢。ここにいたらいずれお前えらが集まってくるやろ思て待っとったんや。ワイにしてみたら,ここを逃げ出すくらいの仕掛け作るんは朝飯前やからな」
有紀螢  「それじゃ…」
ヤッタラン「けどやめた。ここで暮らすうちに気が変わってしもたんや」

ヤッタラン「螢,キャプテンは今,この外に来てるやろか」
有紀螢  「そんなこと考えるまでもないわ」
ヤッタラン「もし今,ほんまにキャプテンが再び姿を現したんなら,それは新たな敵が現れたんとちゃうか? 螢,ひょっとしたらそれはマゾーンよりももっと恐ろしい敵かもしれん。もしそうやったらキャプテンはほんまにワイらを迎えに来るやろか。もしかしたら,一人で戦おうとするんやないやろか。あの人はワイらに自由に生きろ言うて艦から降ろしたんや。それは,捕まるのも自由,脱獄するのも自由,そして処刑されるのも自由ちゅうこっちゃ。ちゃうか?」
有紀螢  「副長……」

有紀螢  「それでも私はキャプテンはそこまで来てると思う」
ヤッタラン「ワイもそう思う。そうでなかったら,もしキャプテンがワイらの力を必要としてくれてないんやったら,生きてここを出たかて意味ないやろ。せやからな,螢……」



この第4巻はこのチャプター9と次のチャプター10がすべてですね。 このまままったりと終わってしまうんじゃないかと思ってただけに,よかったです。 ヤッタラン,かっこいいですな。

チャプター10
ヤッタラン 30秒の賭け その2

対戦艦光子砲回避不可能域に到達した瞬間,アルカディア号は発進,そして処刑場内ではヤッタランの仕掛けが作動していた。 仕掛けが耐えうる時間は30秒。 アルカディア号は監獄惑星につっこみ,乗組員を救出したのだった。


ヤッタラン「せやからな,螢。ワイは賭けたんや。30秒。処刑寸前に30秒だけ時間を稼いだら,その間に必ずキャプテンが来てくれるとな」


パッケージ裏にあったんで,まずその時にびっくりしたんですが,あの艦首のアレ。 ラム戦できますね。 あのアルカディア号はラム戦できないと思ってただけに,すげぇとか思いましたよ。 サバイバルナイフが出て,ちょっとかっこよかった。

あのナイフはオリジナルデザインかな。それとも,既存のものなのかなぁ。

ところで,正面からつっこんだアルカディア号が,監獄惑星から脱出する時はバックじゃなくて正面から抜けてましたね。 で,その直前に爆発が起こってましたが,中はエラいことになってますか? っていうか,処刑場の中央で操作してた人は……!? あの人はどうなりましたか……?

想像すると怖いことになるんで,最後に台羽くんから一言。

台羽正  「ムチャクチャじゃないか,動き出した瞬間に仲間が処刑されてたかもしれないのに…!!」
ハーロック「ヤッタラン副長がなんとかすると思っていたさ」

仲間は処刑されなかったけど,中にいた人が大変なことに……

チャプター11
エンディング


チャプター11
予告

<総評> 最後の5分…7分くらい?……とにかくチャプター9以降がよかった。 我慢した甲斐があったというか (我慢しすぎかもしれん)。 26分×4=104分。 まったり進んでた映画が,ラストで一気に盛り上がったという印象です。 それでも絵的に綺麗だし,しっかりしてるのでちゃんと見れましたが, もしこれが某作品のような絵だったら,それはもうなんていうか。

とりあえずこれでアルカディア号がちゃんと発進したので前振りはおしまいですね。 次からどうなるか,楽しみです。

(…って,コレ書いてる時点で“次”見ちゃってるけどさ…5月だし。)


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