「キャプテンハーロック 第3話 はるかなるヌーの呼び声」



チャプター01
松本零士のコメント
「りんたろう版ハーロックというべき作品だ」

チャプター02
オープニング


チャプター03
地球消滅→ヌーの呼び声

前回の地球消滅とともに宇宙中に「ヌーの呼び声」が伝わる。

人間が生理的に嫌悪感を抱く周波数の音ってところですか。 さもなくば,服部シンゾウの鳴き声とか,ジャイアンの歌声とか(笑)


チャプター04
パノプティコン(総理と通話)→台羽の家

総理「あんなコソ泥は放っておきなさい」

ハーロックがコソ泥呼ばわりたぁ,腐ったミカンの言うことはさすがだ。

場面変わって台羽の家。

研究室から持ってきたチップをペンダントに入れていた。 ペンダントには「D」と書かれていた。 台羽のDだろうか。

そして台羽はアルカディア号へ向かう台羽

父親(死体)はそのまんま。
そしてナナ(ガールフレンド?)は死体のそばのソファーに。
よく考えると酷い話です(笑)

チャプター05
ノプティコン・監獄惑星→ヤッタラン→総理のゴルフシーン→総理との会話

パノプティコン下部に位置する球状の監獄にて。

有紀蛍と一緒にいたサブとヤスは57番に幽閉されている。
するとすでにそこにいた囚人から大名主様に差し入れをとアドバイスを受けた。
差し入れはプラモデルが一番いいらしい。
戦闘機や戦車のプラモに囲まれて黙々とプラモを作ってるその姿はヤッタランだった。

ヤッタランやっと登場です。
たったこれだけですが(悲)
でもいいんです。次回できっと大活躍してくれます。きっとおそらくたぶん。



総理と長官の会話シーン

地球が消滅したため,問題化する前にダミー映像を流す。
総理「野党の連中にバレたら大変だからな」
イリタ長官は他に民間のワープ通信まで抑えられないため,
長官「すべての通信を政府が傍受し,規制を強化はするべきでしょう」
と進言する。総理はそれに応じた。
総理「さっそく法案を出すよ」
イリタ長官ニヤリ。
長官“情報統制なくして秩序ある社会はありえない。こんなことで私の主張が実現するとはな…”

タヌキとキツネを見てるようでした。


管理局のシーン。

船名:ファタ・モルガーナ
型式:RQ701
仕様:探査艇

5年前砂時計星雲を調査中に事故に遭って全滅した宇宙遺跡調査隊のもの。
1週間前開発局の倉庫に保管していた死体が蘇って船を奪って逃走。

そして,スキャフォルド号の艦長に連絡。

あまり語られなかった事件の発端というかそのあたりが徐々に見えてきたという感じですね。

チャプター06
アルカディア号

5年前,砂時計星雲中心部をとおりがかった際に,台羽博士を救出。
台羽博士「私は地獄の門に触れてしまった」
そして,台羽博士はハーロックとある約束をしてアルカディア号を降りた後,昨日までは特にお互い連絡はしなかったそうである。

それで第1話の「約束の時は来た」となるわけですな。

チャプター07
台羽がアルカディア号へ向かうため遺跡へ

エアバイクで遺跡へ向かった台羽は遺跡の奥でアルカディア号を発見。
エレベーターが降りてきて台羽が中へ入る。
中をうろつく台羽。

迷わずにアルカディア号までたどり着けた台羽くんの感の鋭さに脱帽。 そして,エレベーターが降りてくるシーンからいきなり台羽くんがエレベーターで上がるシーンになってがっかり。

チャプター08
台羽艦橋へ。

台羽が艦橋にたどり着くと,そこにはハーロックの姿はなく,ミーメと酔いつぶれた(のか?)ドクターゼロがいた。

台羽が迷うことなく艦橋へたどり着いたことに対するツッコミはOKですか?


ミーメが言うには,ハーロックは遺跡の主に会いに行ったとのこと。

艦橋のスクリーンにファタモルガーナ号の情報がうつる。
台羽博士55歳
金髪の男性がヒルツ博士(宇宙物理学者・50歳?)
紫髪の女性がレニ博士(宇宙物理学者・42歳)
ハゲの白髪がバク博士(57歳)
茶肌面長のハゲがハッサン博士(56歳)

そして台羽が飛び出して,ハーロックの元へ。

台羽くんにとっては,敵が明確になってきて,鼻息荒くなってきたってところでしょうか。


台羽が遺跡を歩いていると足元が崩れて落ちる。 と思ったら何かが封印されてそうな建造物の前。 鎖がはずれて中から肉の部分が腐ったような髑髏が出てきて台羽を襲う。 (肉が流れる様は巨神兵みたいな描写だった) 台羽驚く(楳図かずおキャラのように) ハーロックが撃って退治。

台羽くん,自宅でもそうだったけど,なんていうかビビリすぎ。 まぁでも,第1話からしてオカルト臭さ満点なので仕方ないかも。 それにしてもハーロックはどこ行ってたんでしょう。 台羽くんピンチまでどこかこっそり隠れてたんでしょうか(笑)

チャプター09
遺跡の女王登場

聞き取りづらかったので,遺跡の女王のセリフを書いておきます。
それはヌーの眷属となりはてし者。
私はこの神殿を守る女王。
そしてその者はかつての私の夫だった男。
私たちの文明は数億年前に滅んだ。
ヌーの呪いによって。

ヌーは封印されてなおこの宇宙に隠然と影響を続けていき,
栄華を極めた文明は必ずヌーの呪いに触れて滅びる運命。

ヌーとは恐怖そのもの。

宇宙が誕生してまもない頃,
いまだ物質が物理法則に従わない混沌の時,
万物を支配していたのはヌーだった。

それは地獄のような光景。
闇と苦痛が渦巻き,意識ある者に与えられた唯一の感情は恐怖だった。

だがその闇の混沌の中から,最初に秩序…ねじれた紐が生まれた。
ねじれた紐は闇のあるじヌーを次元の淵に封じた。

それ以後,宇宙はようやく時間の矢の流れに沿って進み始めた。
これはほんの一瞬,宇宙誕生からわずか10-43秒の間に起こったこと。
でもそれは5000億年の時間の流れにも相当する密度の出来事。

ヌーはいまも次元の淵の奥底から宇宙を呪いつづけている。
いつか封印を破り再び宇宙を支配する時を待ちながら。
私たちの文明はねじれた紐の一族の末裔。
紐の知識を受け継ぎ,ヌーの封印を守りつづけている。
その封印が各地で地球人の手によって壊されている。

気をつけなさい。
恐怖に屈服した者はヌーの眷属となる。
そしてひとたび服従を誓ったものは,
自ら進んでヌーのために働き,
仲間を裏切り,一族を破滅に導く。
私の夫だったその男のように。

しかしこの遺跡の女王,最初に見たとき,プロメシュームの出来そこないみたいな印象を受けました。 下半身あたりに宇宙だし。

ねじれた紐と言ったのを聞いて,そういえば超ひも理論ってのがあったなと思い出しました。 ここでいうねじれた紐ってのは案外,超ひも理論からヒントを得た設定かもしれない。 (注:超ひも理論でいうところのひもは超対象性を持ったひもであり,ねじれた紐とは何の関係もないことを付け加えておきます。ただヒントを得たんじゃないかなと思っただけなので)

チャプター10
アルカディア号発進

結局台羽の目的は,ヤツらと闘い,親の敵を討つということに決定。 そしてそれを自分自身に誓ったのであった。

そしてアルカディア号発進。

ナナは台羽宅のベランダでアルカディア号が行くのをただ見てるだけだった。


やっとアルカディア号が発進しました。
長かったですねぇ。
13話中3話ですよ。
26話なら6話ってことですよ。

さて台羽くんのアルカディア号に乗る理由ですが,ちょっと理由付けとしては弱いなと思いました。 落胆はしませんが,
「あぁ,やっぱりか…」
それが最初の感想でした。

チャプター11
エンディング


チャプター11
予告

<総評> 遺跡の女王の説明が入りヌーの輪郭が見えてきたところでアルカディア号発進。 それにしても起承結という淡々とした展開が続きますが,そろそろ飽きられそうな感じがします。


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